小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーと共に、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。
そのお店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々。
彼らの人生は、そのお店との出逢いと女主人の言葉で大きく変化し始める。
「過去を懐かしむことって、自分の生きてきた道のりを受け入れられている証拠。辛かったことも含めて。自分に肯定して受け入れて、大事に出来ているってことになるでしょ。」
ふしぎな岬の物語/吉永小百合[DVD]
小説を読んだ吉永小百合さんが、物語に感銘を受けて、自らペンをとり、森沢明夫さんに手紙で「映画化したい旨を伝えた」伝説の物語。
あの吉永小百合さんが、当時の東映の社長に直談判。
しかも、鶴瓶師匠や、阿部寛さんなどにも手紙で出演依頼など。様々なことを、あの、あの吉永さんがプロデュースしたというのだからヤバいです。(森沢さんもうれしかっただろうな)
物語のモデルとなった岬の喫茶店も、千葉に実在するんですよ♪(まだ行けてないですが・・)
カフェ 音楽と珈琲の店 岬
年中無休
営業時間 今のところ、10:00~日没まで ←日が沈むまで営業。素敵な営業時間ですよね(笑)
【食べログ】音楽と珈琲の店 岬
この本は、コーヒーと音楽が好きな方(キャンパー)におすすめです。
フィールドで、映像が観れないというキャンパーさんには、小説を♪
虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)
ちょっと小説は苦手だな・・・という方には、コミックを♪
虹の岬の喫茶店 (希望コミックス)
もちろん、自分は全部持ってます(笑)
このコミックを書いている天沼先生と森沢先生の出会いもすごくて。
森沢先生がtwitterで、読者からの、ご自分の本に対する評価を見ていた時に、たまたま、天沼先生が「私だったら、こう描くな♪」みたいに、森沢先生の作品を、絵におこしてtwitter上にUPされていたそうです。
それを見た森沢先生が、「うまい! 漫画になったらなー」みたいなコメントを入れると。「私、漫画家です。ぜひやりたいです」となったそうです。
まさに運命ですよね。
運命で出会った2人の天才が作る虹の岬の喫茶店のコミック版 がまじで泣けるんですよ。
【関連記事】映画化も決定している森沢明夫さんの「きらきら眼鏡」コミック版が【無料】で読める で書いた「きらきら眼鏡」コミック版も天沼先生が書かれています
また、虹の岬の喫茶店のコミック版には、特別収録された漫画が、おまけで書いてあったり。
3月20日に発売する、コミック版3巻では、原作にないストーリ-を、コミック版のために、森沢先生が描き下ろしたものが入るんですって。
無茶苦茶楽しみです♪
虹の岬の喫茶店 3
虹の岬の喫茶店。キャンパーでもある森沢明夫さんの温かさが詰まった作品です。
これを焚火の前で読んだら、まじで泣けます。
「自分の積み重ねてきたモノを大切に思えて、他人の積み重ねてきたモノも大切にしたいって思えたら。きっとその人は大人になれたってことなんだと思うわ。」
あー千葉行きたい
あー焚火したい
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