愛猫を亡くし、喪失感にうちひしがれていた立花明海は、西船橋の古書店で、普段は読まない自己啓発系の本を買う。
すると、中には元の持ち主の名刺が、栞の代わりに挟まっていた。
そして、明海が最も心を動かされたフレーズには、すでに傍線が引かれていた。
気になった明海は、名刺に書かれた「大滝あかね」に連絡をとる。
会ってみると「あかね」は明るい年上の女性で、日常の物事を幸福感たっぷりに捉える、きらきら眼鏡をかけた「幸せの天才」だった。
明海には、今まさに恋愛関係に発展しそうな会社の同僚「松原弥生」がいるが、「大滝あかね」の存在がどんどん大きくなっていく。
・・・だが、あかねには恋人が居た。
彼は病に伏し、余命宣告を受けているという。
人生をバラでいうなら、
「幸運」は派手なバラ
「不幸」は地味なかすみ草
両方合わさった花束は、いっそう『幸運』のバラが引き立って、とっても愛すべき存在になるのだから。
涙なしでは読めない、森沢明夫さんの船橋を舞台にした名作「きらきら眼鏡」のコミック版の連載がスタートしました。
しかも、第1話の「花びらの名刺」がなんと無料で読めるんですよ。
→【無料】きらきら眼鏡 第一話 花びらの名刺
キャンパーでもある森沢さんが書く物語は本当に最高なので、全国のキャンパーの皆さん!ぜひ読んでみて下さい。
そして、船橋市民の皆さん、本文にでてくる「小松菜ハイボール」って、本当においしんですかー?(笑)
いつか、千葉にキャンプに行った時は、JR武蔵野線の西船橋の線路沿いの居酒屋で「小松菜ハイボール」を飲みたいなぁと思います♪
【無料】きらきら眼鏡 第一話 花びらの名刺
映画も楽しみにしていたんですが、コミックという楽しみもできました。
もう何回も読みましたが、もう1度読みかえそうかな・・
焚火酒しながらね♪
あー焚火したい
海ってのは、すごいんだよ。だって海は、川から流れてくる水を拒んだりしないよね。海は、いつだってすべてを受け入れてくれるの。黙って静かに受け入れて、いつのまにか自分の一部にしちゃう。人間も同じでね、今の状況をいったんすべて受け入れて、自分のものにしちゃえばいいの。で、それから自分がどうするかを考えることが大事なんだよ。
森沢明夫さん「きらきら眼鏡」の本文より
【キャンプを愛する人におすすめ】キャンパーでもある作家・森沢明夫さんの「きらきら眼鏡」 静かな夜、テントに入る前・・焚火の前で読むならこの本ですよ!!
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