もう約1年半前の話。
その当時は、snow peak(スノーピーク) のノクターンとかsnow peak(スノーピーク)の シェルフコンテナとか全然売ってなくて、買えなくてという状況で、 snow peak(スノーピーク)の和武器も本当に、売ってない。買えない。状況でした。
他にもなぜだか買えない、売っていない。という商品はありましたが、このノクターン・ 和武器・シェルコン(※シェルコン25とかは、いまでも品薄ですかね?)は本当に買えなかった。
「欲しいけど・・買えない」という状況が、さらに「欲しさ」を倍増させて、あの当時、本当に探し回っていました。
あなたは、いくらの箸を使う気なんですか??
そんな折、「お小遣いの中で買おうと思っている」。という私に、嫁ちゃんはたたみかけます。
「箸なんてなんでも同じだ」「スナフキンは落ちてる木の枝を箸にしてた」「3000円以上する箸なんてどうかしてる」「取り寄せでも半年待ちなんて馬鹿げてる」
和武器を買う!と宣言したのはいいものの、嫁ちゃんからは「なぜそれが必要なんだ」という攻めを、受けることになりました。
自分のプレゼン能力の無さに苛立ち。「自分の小遣いからなのに・・・」というもどかしさも募りましたが、「本気で欲しい!」という事だけは、嫁ちゃんにも伝わっていたようです。
その当時、スノーピーク直営店で、 和武器は、取り寄せで半年待ちの状態。
同じ頃のノクターンの入荷が、全く未定! という状況からしたら望みはありましたが、それでも店舗で見かける事なんて、1度もありませんでした。
そんなこんなで、 和武器と出会えない日々が、3ヶ月くらいたったある日の事。いつものように、みなとみらいのMARK ISのSnow Peakの直営にプラプラ行ったんです。
そしたら、あるんですよ!! 和武器が!!しかも1本残り!!!
でも、欲しかったLサイズではなく。Mサイズ。
いや、これが例えば洋服やズボンなら、腹が邪魔してMサイズなんて入らないけど、箸のLとMじゃそんなかわりわないだろう。
しかも、今まで1度も出会ったことがない 和武器だから、ここで持ち帰らなかったら、死ぬ時まで後悔が残りそうだ。と、すぐさま手に取りました。
レジに向かう私に、嫁が声をかけてきました。
ビクっ!!
和武器を見つけた瞬間のドキドキが残っている状態での、嫁ちゃんからの「ちょっと!!」という声に、私の心臓は、破裂してしまうんではないか?というくらいドキドキしていました。
「何、それ買うの?」買うよ。
「買っちゃダメ!」いや買う。
「絶対ダメ!!」いやいや買う。
「だから買うな!」なんでだよー買う。
「やっぱりダメか。」誰がなんて言おうと買うぞ。
「もう買ったよ」いや買う。
えっ?
「もう3ヶ月くらい前にLを予約して買ったよ」
「誕生日までには届くから、プレゼントしようと思っていた」
やっぱり、キャンプ道具のサプライズは無理だな・・と苦笑いの嫁ちゃん。
なんだか、本当に久々にうれしい出来事だったんですよー。
(※その時、嫁ちゃんが買った事実を聞いて、棚に戻し、同じ階にあるmont-bellを10分くらい見て、Snow Peakショップの前を通ると、売り切れていました(汗)もし、先にmont-bellに行っていたら・・誕生日の日。本当のサプライズになったんかな? でも、この場で知れて、私はよかったけど(笑))
~なんて、事を書いてたら、ちょっと思い出した言葉があったので・・
ここで、私の好きな言葉をご紹介します。
「バスを一台乗り遅れることで、全く違う体験が待っているということ。人生とは、人の出会いとはつきつめれば、そういうことなのだろうが、旅はその姿をはっきりと見せてくれた。」その時は「ついてない」と思うことでも、その先に、自分自身でも驚くような展開が待ち受けていることがあります。
壮絶な最後を遂げた、伝説の動物写真家の星野道夫さんの言葉
今では、色んな所で 和武器は普通に販売されていますが、そんな事があったから、私は今でも 和武器を見ると温かい気持ちになっています。
えー嫁ちゃん、あの時はありがとうございました。
今でも大事に使っています。
あなたは最近、「テントをいくつ持つ気なんだよ!」と言ってきますが、私がColemanの簡単設営テントが欲しいと言っているのを聞いていると思います。
実は、買ってくれていますか?
・・・・んなわけないよな(笑)
テントはもういらん!!という、あの顔はマジだもんな。
あー焚火したい。
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