営業トークとは、嘘をつくことではありません。
駆け引きとは、騙すことではありません。
今回、マイホームを購入する過程で、大手不動産会社の営業マン数名と話をしました。
その中で、【過剰なあおり】と取れる営業をかけてきた営業マンがいました。
今回は、大手不動産屋(不動産仲介業者)の営業マンの【嘘】について、個人的に思ったことを書いてみたいと思います。
目次
この言葉を連発する営業マンはハズレかも
連発注意!単発でも警戒が必要な【営業マンの言葉】
今から3ヶ月前に、大手不動産(オープン〇ウスさん)の営業マンに、そう言われた3か所の「土地」は、現在も買い手がないままです。(空き地状態)
家を探している時に、営業マンは「色んな営業トーク」をかけてきます。
私も営業マンですので、お客様との【駆け引き】があることはわかります。
訪問販売、飛び込み営業なども行ってきたので、営業マンの苦労は重々わかります。
しかし、それが「営業の為の話術」であったとしても、実際には「ない」ことを、ペラペラと言っても良いものなのでしょうか?
結局、この営業マンからは購入しませんでしたが、
営業トークから、うそを連発する人は、大きな嘘をつく可能性があります。
嘘を言う = 言わなきゃいけない事を隠す。事もあるので要注意です。
物件を探す中で、必要以上に「あおって話す」営業マンだった場合は、注意した方がいいかもしれません。
正直、ホントに人気の物件で、検討している人が大勢いる事もあるでしょう。
もしかしたら、すごい好条件を提示して【買う!!】と言ってきている人がいるかもしれません。
でもね。
もし、本当に具体的なお客さんがいて、その物件を買い逃しても、その人より、良い条件で購入できる可能性は低いです。
また、抽選や人気がある物件だった場合、もし自分に巡り合わなくても、【縁がなかった】と思えば良いと思います。
あおられて、焦られて、迷っている段階で、その物件を買う必要はないと思います。
こんな営業マンはいい営業マン?
✓ 名刺の渡し方が丁寧
基本中の基本ですが、【営業】があまりに慣れすぎていて、一見さんへの名刺渡しが雑な方がいます。
私も、営業マンですが、今まで見てきた営業マンや、企業の担当者さんの中で、名刺の渡し方が丁寧なのに、仕事とは雑だという人、、、
私は見たことがない気がします。
【初めて会った時】自分が何者なのかを、きちんと言えない営業マンは、あまり信用できません。
✓ 何か気になることはありますか?と【何度】も聞いてくる
軸足をきちんとこちらにあわせてくれています。自分の意見やうんちくだけ話す営業マンは、あんまり信用できません。
✓ しっかり中立
「売主様にしっかり、こちらの意向をお伝えし、わかっていただけるように精一杯頑張ります」
中立な立場で主導権を握ろうとしていない。あくまで、仲介人という立場で接してくれる。こんな営業マンは、かなりの確率でこちらの要望を通してくれます。
付け加えると、こちらの言い分や、売り主の言葉を【メモ】に書いている営業マンもできる営業マンだと思います。
✓ 突き放してくる
商談中に、営業マンが「この条件なら、この物件は合いません」ということを平然と言ってくれる営業マンは良いと思います。
信頼できる営業マンは、なんでも、こちらの意見をうんうんと相づちをして、おべんちゃらをするだけではなく、こちらの意見や条件を踏まえた上で、しっかり突き放してくれます。
✓ 物件説明は当たり前!肝心なのは周辺情報
アポを入れた物件や土地の情報を知っているのは当たり前です。
見ればわかるよ・・という説明をくどくどと話している営業マンがいますが。
重要なのは、物件の周辺環境について熟知しているかどうかです。
大手不動産会社だと、主要の駅の近くに営業所があることがほとんどなので、駅から離れた物件だと、
担当営業マンも、はじめて来た!に近い場合もあります。
そんな時、事前にどれだけ周辺情報を調べているか?それが、自分達にどれだけ寄り添っているかの指標になります。
ですから、あなたが家探しをするときには、物件そのものについて聞くだけでなく、最寄り駅からの通勤電車の様子や、近くのスーパーの品揃えなどについて営業マンに質問してみてください。
その答えから、その営業マンがどこまであなたの身になって仕事をしているかがわかりますよ。
まとめ
「このあたりで、いちばん安いスーパーはどこですか?」
はじめての現地の立ち合い、内見などの際。
1番最初にこの質問を投げかけてみてください。
その答え次第で、その営業マンがどこまでお客さんの立場に立っているのかがわかると言っても過言ではないでしょう。
・わからないのに、曖昧な答えをペラペラいう営業マンには要注意です。
・調べておきます!とメモ帳に記入してたら見込み在り。
・即答でドンピシャなら、物件の前に【営業マンとの良い縁】に恵まれたかもしれません。
追伸:
ちなみに、今回、私たちを担当してくださった営業マンは新人さんです。
もしかしたら、新人営業マンはアタリの可能性は高いです。ベテランより、色々と一生懸命にやってくれますから。