時間があいた時にふらっとカフェに入り、おしゃれな空間でふかふかのソファーに座って本を読む。
「本が苦手」だけど、たまにはカフェでゆっくり本でも読みたいな。
そう思っている方におすすめの内容だと思います。
私がおすすめするのは「森沢明夫」さんの新刊「森沢カフェ」です。
森沢カフェ (潮文庫) [ 森沢明夫 ]202年3月5日発売
まだ発売されていないので読んでいません。
しかし断言できます!森沢さんのエッセイですから絶対おすすめです!
ではなぜ、読んでもいない本をおすすめするのか?
それは、過去の作品すべてが素晴らしいからです。
私が本を読み始めたのは成人をこえてからです。
読む本も「自伝」や「ノンフィクション」ものだけ!とかなり偏っているものでした。
しかし尊敬する経営者の方に薦めていただいたのをきっかけで、はじめて森沢さんの作品を読んだんです。
その日・・・
私は「はじめて」読みすすめることが止まらず「一気に読む」という経験をしました。
そして「はじめて」本を読んで泣きました。
大事なことほど小声でささやく (幻冬舎文庫) [ 森沢明夫 ]
「本が苦手」だった私の「本」に対する価値観を変えたのが森沢さんの作品でした。
森沢さんの本を読んだ吉永小百合さんが自ら「映画を撮りたい」と申し出たという原作「岬の喫茶店」の作者さんでも知られています。
虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫) [ 森沢明夫 ]
また1つ前の新刊「ぷくぷく」は、日本最大級の書評サイト「読書メーター」の「今 注目度No.1の本」に選ばれ1位に輝いています。
ぷくぷく [ 森沢 明夫 ]
出版各社が、何年単位で待っても「書いてもらいたい」作家さんの1人が森沢さんです。
私は、カフェで読む本は「心が緩(ゆる)くなる」ものがいいなと思っています。
また、コーヒーのように香りとともにスーっとはいるものがいいな。
そんな心も緩くなる「カフェに合う本」こそが森沢作品なんです。
しかも今回の作品は「森沢カフェ」と題のままです。
森沢さんの作品はどれも「読み終わった後に心が緩やかな気持ち」になるんです。
文中には「人生で大切な言葉」もたくさん詰まっていて、その言葉が自分の中に染み込んでいくのがわかります。
「大事なことほど小声でささやく」は、私が森沢さんの作品の中で1番好きな小説で、もちろん「この本」もカフェに似合う本ですよ。
大事なことほど小声でささやく (幻冬舎文庫) [ 森沢明夫 ]
「本がなかなか読み進まない」「本を読むのが続かない」「難しい話は嫌だ」
そう思っている方ほど、森沢作品を手にとっていただきたいです。
今までも「読書が苦手だけど・・おすすめの本はある?」
という友人に、森沢さんの作品をおすすめして「マジ良かった」「本を読んではじめて泣いた」と興奮気味に連絡をもらいました。
「大吟醸」と表現されるほど「読んでいる人」のことを考えて、読みやすく読みやすく作られています。
日常を切り取っている物語がほとんどなので、スーっと入ってくると思いますよ。
今回おすすめした「森沢カフェ」はエッセイ集です。
物語(小説)でもあれだけ読みやすいのだから、エッセイはさらに読みやすくなっていますよ。
ぜひ特別な1冊をカフェという特別な空間でお楽しみ頂きたいです。
森沢カフェ (潮文庫) [ 森沢明夫 ]202年3月5日発売