SNSの中で、OD缶を使って優雅にコーヒーを飲むキャンパーさんを見た私。OD缶の存在を知った私は、一瞬で憧れを抱いたわけです。
そんな初心者キャンパーの私は、早速、“OD缶を巧みに操って、ワイルドなコーヒーが飲みたい”という衝動にかられ、SHOPに走ったわけです。
そこで待ち受けていたのは、金と銀という選択でした。
金色の「プロイソ」というのが寒冷地仕様。
銀色の「イソ」というものがノーマルです。
SHOPに着いて、OD缶がずらーっと並ぶ、棚の前に立った時、愕然としました。
それは、色んなメーカーがあること。
同じメーカーでも、なんか2種類あること。
特に、snow peak(スノーピーク)に至っては、OD缶の色が金と銀にわかれています。
な、なんのメッセージなんだ。
これは、金がすき?プラチナが好き?の為の色分けか?
いやいや、そんな単純なことではなく、絶対に意味がある・・と鋭い視点で判断した私は、店員さんを呼びました。
まず、店員さんに聞かれたのが、「使用目的はなんですか?」とのことでした。
私が、「コーヒーを飲みたいのです」と伝えると、「お湯を沸かすんですか?」と聞かれました。
私は、「熱々に沸かしたいのだ」と答えました。
店員さんは、その答えを聞いた後、意味ありげな薄ら笑いをうかべて、静かに教えてくれました。
OD缶を使用してお湯をわかす際、OD缶に接続するギアをどこのメーカーにするかを決めて、そのギアのメーカーのOD缶を購入するのだと。
「メーカーの、純正のガス缶を使用して下さい」
ようするに、コールマンの器具を買ったらコールマンのOD缶。
スノーピークの器具ならスノーピークのOD缶・・だそうです。
カセットボンベのCB缶。カセットコンロを家で使う際、いちいちメーカーなど気にせず、カセットボンベセットしてました。と言うと。
CB缶もOD缶も、他社製品同士でも使えますけど、メーカーは、メーカー同士純正品を使うように言っているそうで、万が一、事故などあった場合、使っているのが純正でないと、保証もないとのこと。
そんな訳で、まず私は、コーヒーを沸かす器具を探しました。
※この器具選びも、メーカー、種類、用途、もちろんお値段も様々で、いやー悩んで、悩んで、悩みました。
そしてスノーピーク製を購入しました。(このスノーピークの器具についても、なぜこれを?を、また記事にしたいと思います。)
そして早速、スノーピーク製を買いました!と、先程担当して下さったスタッフ20代男性・Tさんの元へ。
「あっ、自分のと同じだ!」と、私の器具を見て一言。
Tさん、なんか一気に親近感が湧くじゃんよー(笑)
Tさんも、同じものを選んだ私に親近感が抱いたのか、先程とはぜんぜん違う、親身な説明をしてくれました。
金色の「プロイソ」というのが寒冷地仕様。
スノーピーク(snow peak) ギガパワーガス プロイソを詳しく
銀色の「イソ」というものがノーマル仕様。
スノーピーク(snow peak) ギガパワーガス250イソを詳しく
この金と銀の色分けは、キャンプ地の気温が関係しています。
使い分けの目安は「外気温が10度以下か」だ。そうです
使用する時の外気温が10度以下になるようであれば寒冷地仕様、10度以上であればノーマルで大丈夫です。
あくまで使用時の外気温ですので、春秋でも昼間はノーマルでも大丈夫ですが、夜は温度が下がるので、仕様するのが夜が多い場合、寒冷地仕様じゃないとダメだったりします。
コールマンで言えば、RegularとSuperでわけられていて。
「Super」と書いてあるのが寒冷地仕様。
「Regular」と書いてあるのが寒冷地仕様じゃないノーマル用です。
大きさの違いですが、火を燃やし続けたとして、どこのメーカーも250g缶で1時間、500g缶で2時間くらい燃えているそうです。
低山の日帰り登山では250g缶で、1回につき10分程度の使用時間(コーヒーやカップラーメン1食分)だとすると、5~6回使えるとの事。
私はこの日、スノーピークのノーマル・イソを購入し、ワイルドコーヒーの第一歩を踏み出しました。
他にも、色々Tさんからアドバイスをいただいたので、また近々、更新したいと思います。
【関連記事】キャンプ道具 ガス缶 OD缶とCB缶の違いって何
Tさん、
一緒に・・
あー焚火したい